しらみずアーツキャンプ2019 1月19日に開催決定

 

台風19号水害の影響で延期となっておりました「しらみずアーツキャンプ2019」を、2020年1月19日に開催する運びとなりました。

しらみずアーツキャンプは、旧産炭地である内郷白水町の旧「白水小学校」で開催される学びとツアーの芸術祭。白水地区の文化や歴史を学ぶ「しらみず文化大学」と、白水地区の歴史や文化を題材にした演劇作品を鑑賞する「しらみず野外演劇祭」の2つの企画に分けられており、今年のテーマはいわきの伝承芸能「やっちき」です。

学びのプログラム「しらみず文化大学」は、当初予定されていた複数のツアープログラムを一部縮小するかたちとなりますが、韓国・浦項(ポハン)市から来市する皆さんをお迎えしての交流やパネルディスカッションなど、新たな国際交流プログラムを加えた内容での開催となります。

また、同日開催予定だった野外劇しらみず野外演劇祭」のプログラムは、2月1日に開催しますが、気温などの条件を勘案し、一般の観客は募集せず、募集はエキストラ参加者のみとなります。そのかわり、1月19日のしらみず文化大学内にて、制作担当の寺澤亜彩加×藤城光によるまち歩きツアーを開催します。

なお、野外演劇祭にて上演予定だったツアー型演劇「地中の羽化、百億の波の果て」について、詳しくは別のページで紹介しておりますので、そちらをご覧ください。

地域の皆さまの多大なるご協力をいただきながら、延期によって当初の予定を大幅に変更せざるを得なくなってしまいましたが、しらみずの文化や歴史、地域の魅力を感じられるキャンプにしたいと思っております。ぜひご参加ください。

 

アーツキャンプの舞台となる旧いわき市立白水小学校

 

しらみずアーツキャンプ2019

日時:2020年1月19日(日)9:00〜16:00
会場:旧いわき市立白水小学校 教室(フィールドワーク:いわき市内郷白水地区内各所)
定員:なし
料金:無料(昼食は有料です)
主催:
いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会
協力:内郷まちづくり市民会議、いわき市内郷支所、川平区、入山区

 

プログラム1「しらみず文化大学」

①9:00 〜 10:15  講座「やっちき学概論」 講師:江尻浩二郎
②10:30 〜 12:00 しらみずまち歩き
Aコース「しらみずまち歩き」(ガイド:寺澤亜彩加×藤城光)
Bコース「石炭(スミ)の道」 (ガイド:内郷まちづくり市民会議)
Cコース「撮×撮 in Shiramizu」(ガイド:中村幸稚(フォトグラファー))

 

11:30 〜 13:30 お昼休みとお食事「北二区母ちゃん食堂」

 

プログラム2「いわき・浦項(ポハン) 潮目文化交流」

③13:30〜 いわきチームによる浦項訪問報告会
④14:00〜 浦項における実践報告
⑤15:00〜 パネルディスカッション

 

1講座めは、やっちき探求家の江尻浩二郎さんによる講義です。今年のしらみずアーツキャンプのリサーチ担当でもある江尻さんから、「やっちき」に関係するお話を頂きます。明治大正期に九州の炭坑夫が伝えたと言われるやっちき踊りが磐城で辿ったその数奇な運命とは。各地区の精神性や振り、またもっとも特徴的であるその文句(歌詞)についての考察も行います。

 

いわきの伝承芸能「やっちき」。ここ数年リバイバルの動きも

 

2講座めは、まち歩きです。

まずは、寺澤亜彩加×藤城光によるまち歩き。今年一年、白水地区の歴史や労働に関するリサーチを進めてきた2人は、内郷白水地区における「供養やっちき」に関する証言に突き当たります。体験型ツアー演劇「石炭漂霊巡り」につながったその「供養やっちき」とは、どのようなものだったのか。町を歩きながら一緒に探っていきます。

さらに、内郷まちづくり市民会議のガイドによるまち歩きもあります。みろく沢炭鉱資料館を出発し、周辺の遺構を歩きます。午後にシンポジウムに参加する韓国・浦項市のみなさんも、このまち歩きに参加してもらいます。このコースに参加すると「日韓交流」も計れるコースになるはず。ぜひご参加ください。

3つ目のコースは、いわきで活躍中のフォトグラファー、中村幸稚さんと一緒に写真を撮りながらのまち歩き「撮×撮 toridori」です。かつての炭鉱町をゆっくりと歩きながら、ここでしか撮れない最高の1枚を切り抜いて下さい。

事前に実行委委員会のほうで参加者の数を把握しますので、お申し込みの際には、まち歩きコースの希望を書いてお申し込みください。

 

寺澤亜彩加×藤城光

 

白水町を舞台としたツアー型演劇の制作者である寺澤×藤城とともに町を歩きます

 


食堂ブース「潮目亭」OPEN

お昼の時間は、白水小学校の家庭科室をお借りして、参加者のお昼ご飯を提供する食堂ブースをご用意します。調理を担当するのは、料理自慢で知られる、好間北二区のお母ちゃんたち。どなた様でもご利用可能です。ぜひお越し下さい。メニューは当日までのお楽しみ! 食事は「有料」となります。

 

午後からは、いわき市の地域活性団体MUSUBUとコラボした文化交流プログラムです。2018年からMUSUBUと浦項市文化財団が行なっている「いわき・浦項文化交流」の一環として、韓国浦項市で地域活動にあたる市民グループ「F5」の皆さんを迎え、災害と復興、文化と復興についての事例発表・意見交換を行います。

 

2019年11月に浦項でのプログラムに参加した寺澤さん

 

11月に浦項市で行われたシンポジウムの様子。積極的な意見交換の場となった

 

浦項では、2017年11月に「浦項地震」が発生。1000棟を超える住宅が損壊するなど、地域の人たちを大きな不安に陥れました。その後、浦項市では震災復興の様々なプログラムが市民によって立ち上げられています。F5の皆さんから、災害と復興、文化について広く意見を伺います。

今回のプログラムでは、まず、今2019年11月に浦項市を訪問した寺澤亜彩加さん(いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会)、末永早夏さん(MUSUBU)より、訪問について簡単にレポートしていただき、そのあと、F5の皆さんから現地の事例報告、パネルディスカッションへと移ります

浦項市は韓国最大の製鉄の町。産業によって国家の発展を支え、現代に大きな災害を経験したという歴史は、いわきの産炭地である白水地区とも共通しています。災害と産業、そして復興と慰霊。いわきと浦項の間には、文化を語るうえでの共通点がいくつもあります。浦項の皆さんとの対話は、いわきの文化の在りようやあるべき復興の姿を、よりヴィヴィッドに考えるきっかけになるはずです。

参加費は無料。どなたでも参加可能です。参加を希望される方は、ぜひお申し込み下さい。

 

ご予約・お問い合わせ:

いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会

〒970-8686 いわき市平字梅本21(いわき市 文化スポーツ室 文化振興課内)
TEL:0246-22-7544 FAX:0246-22-7552
E-mail:bunkashinko@city.iwaki.lg.jp