廿三夜講復活プロジェクト②~潮目の龍を旅する

いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会では、このたび、未来会議の「分科会」として開催されてきた「廿三夜講復活プロジェクト」とコラボし、全3回にわたって、対話のための廿三夜講を執り行うことになりました。全3回通じて、モデレーターに劇作家の岸井大輔さんをお招きし、多様なゲストトーカーの皆さんと、それぞれのテーマに沿ってお話し頂きます。

第2回では、岸井さんが市内をリサーチし、昨年秋に上演した「龍灯祭文」を軸に、観光家の陸奥賢さん、上演に演者として関わった小松理虔さんと共に、潮目の「龍」について振り返って頂きます。「いわき」と「龍」の不思議な関わりとは、いったいどのようなものなのでしょうか。会場を小名浜の心光寺に移し、じっくりと語り合います。

廿三夜講は、勢至菩薩を本尊とする陰暦23日の月待講です。23日の月の出は24時の少し前。24日の昼頃にようやく没し、次の月の出は25日の24時過ぎになることから、昔から特に神秘的なものとされたようです。廿三夜講では、皆で持ち寄ったものを食し、語り合いながら夜半過ぎまで月の出を待ちました。いわき市平には廿三夜講に特化した2つの堂宇があり、大正期の勧請から昭和の中頃まで大変な賑わいであったといいます。

その廿三夜講を復活させるため、菩提院副住職の霜村真康さん、スタンツァの北林由布子さんらが中心となって、未来会議「分科会」としてこの復活プロジェクトを発足。いわき市平の廿三夜尊堂で「講」を重ねてきました。今回は、小名浜の心光寺にご協力頂き、敷地内にある太子堂にて初の遠征開催となります。小名浜のみなさまも、ぜひお越し下さい。

企画名 廿三夜講復活プロジェクト② 潮目の龍を旅する
開催日 2017年11月16日(木)
時間 19:00〜21:00
会場 心光寺大師堂 
いわき市小名浜寺廻町3-5
入場料 1,000円(ドリンク、お菓子付き)
出演 モデレーター:岸井 大輔(きしい・だいすけ)氏
劇作家。1970年生。他ジャンルで遂行された創作方法による形式化が演劇に可能かを問う作品群を発表している。代表作「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」。

トーカー:陸奥 賢(むつ・さとし)氏
観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。1978年大阪・住吉生まれ、堺育ち。最終学歴は中卒。15歳から30歳まではフリーター、放送作家&リサーチャー、ライター&エディター、生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)の大阪ガイドなどを経験。2007年に地元・堺を舞台にしたコミュニティ・ツーリズム企画で地域活性化ビジネスプラン「SAKAI賞」を受賞(主催・堺商工会議所)。2011年からは観光やメディアの境界を逍遙しながら「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「直観讀みブックマーカー」「当事者研究スゴロク」「演劇シチュエーションカード 劇札」「歌垣風呂」(京都文化ベンチャーコンペティション・とらや賞受賞)などの一連のコモンズ・デザイン・プロジェクトを企画・立案・主宰している。とくに「まわしよみ新聞」はアクティブ・ラーニングのツールとして平成29年度高等学校国語科教科書・三省堂『明解 国語総合』にも採用された。應典院寺町倶楽部専門委員。大阪府高齢者大学講師。社会実験塾「逍遙舎」代表。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。

トーカー:小松 理虔(こまつ・りけん)氏
1979年いわき市小名浜生まれ。いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、いわき海洋調べ隊「うみラボ」では、有志とともに毎月1度の福島第一原発沖海洋調査を開催するなど、フリーランスの立場で地域に根ざしたさまざまな企画や情報発信に携わる。
お問い合わせ 未来会議分科会「廿三夜講復活プロジェクト」(担当:江尻)
E-mail:23yakou@gmail.com
主催 いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会、未来会議分科会「廿三夜講復活プロジェクト」、いわき市
協力 心光寺