いわき版コミュニティ・ツーリズムに挑戦している本プロジェクトでは、1月7日(日)2つのチームが合同で「内覧ツアー」を行いました。こちらでその内容を振り返りたいと思います。11月にセミナー講師を務めて頂いた陸奥賢さんをお迎えし、私たちが試作したコースを実際に歩いていただきます。この日は午前中に上遠野、午後に中神谷、そして振り返りミーティングと大変にハードなスケジュールでした。
まずは上遠野。島崎圭介さんと「トーノ・ノート」のメンバー4名が案内人となって「遠野銀座通り」を巡ります。案内人が複数というところがポイント。会話が同時多発となり、パーティーのような雰囲気の一団がまちを歩くこととなりました。








移動の後、午後は中神谷地区のツアー。こちらは夏井芳徳さんの話芸をたっぷりと味わいます。コンパクトながら山あり川あり街道ありと盛りだくさんのコース。2時間に収めるためにかなり頭を悩ませましたが、さてその成果はどうでしょうか。








ツアー終了後は視察を兼ね、中神谷の「Soup cafe あかり」で振り返りミーティングをしました。化学調味料や添加物を一切使わない、野菜たっぷりのスープがメインのお店です。元「大場病院」の建物をリノベーションしていて、建築や調度も大変魅力的。



振り返りミーティングでは1時間たっぷりと活発な議論が交わされました。私たちはこれからマップ作りに入り、いよいよ次はツアーの実施です。中神谷は2月10日、上遠野は3月4日の予定。お楽しみに。
レポート:潮目文化アーカイブ班 江尻浩二郎